口述試験対策にちょっとした単語はいかが?
とうとう明日に迫ってきた中小企業診断士2次口述試験!
合格率99.数%と、ほぼ受かる試験だと云っても、
年に数人は落ちている試験。
この段階まで競争を生き抜いてきた受験生であれば、
是が非でも落ちるわけにはいかない試験です。
今回のエントリでは、面接対策として、
事例中の単語の説明を寄せ集めてみました。
手軽にチェック出来るものばかり集めたので、
口述対策のちょっとしたチェックや、
診断士試験の学習のちょっとした知識として使って頂けたら幸いです。
事例1/バンソウコウ事例
経営者が創業者ではなく、営業叩き上げの人であること。
本業とは別にいくつかの事業を持ち、それも成果を上げている。
気をつけるべき単語は
- 企業再建
- 事業多角化
- 同族企業
「企業再建」
経営不振に陥った企業を、再度儲けられる企業にすることです。
企業再建の手順が要チェックかも、
- 経営者交代
- 不採算事業の整理
- 既存事業改革
A社の場合はこの順番でした。
不振に陥った元を断ち、使えるもので稼ぐ
再建ストーリー例として覚えていて損は無いでしょう。
「事業多角化」
新製品を新ターゲットに対して展開していくことです。
これは中小企業診断士試験では王道ワードでしょう。
メリット・デメリット・成功に導くための留意点など、
スラスラと出てくるでしょうか?
経営面/財務面/組織運営面
色々な切り口もあります。
「同族企業」
経営者やその幹部が、創業者の親類で固められており、所有と経営者が同一人物である企業のことです。
今回のA社はこの逆でした。
所有者と経営者の一致のメリット/デメリット
別人の場合のメリット/デメリット
押さえておきたいですね。
事例2/メガネ事例
技術力と接客力により、高い顧客満足度を得ているメガネ屋が、
迫り来る新たな脅威に対抗する事例でした。
気をつけるべき単語は
- サービスリカバリーシステム
- 第一商圏
- インターナル・マーケティング
「サービスリカバリーシステム」
サービスの失敗が起きた時に、問題を正し、同時に顧客のロイヤルティを維持する為の体系的な取り組みのことです。
事例問題でも上がってたので、
試験では初見であった人も、
バッチリ覚えているとは思いますが、
一応再度チェックです。
「(第一)商圏」
店舗の周辺の潜在顧客がいる、地理的な広がりのことです。
これが直接訊かれてることは無さそうですが、
この測定方法の理論として、色々な理論がありました。
都市(商業施設)の人口(大きさ)と、そこまでの距離(負担)から測定したりしました。
「インターナル・マーケティング」
従業員を顧客ととらえ、従業員満足度を高めるための活動のことです。
モチベーションや、ホスピタリティ、といった言葉もありますね。
グループワードで、
エクスターナル・マーケティングや、インタラクティブ・マーケティングといった言葉もあります。
それぞれの関係性が、
企業->顧客、従業員->顧客
といった向きのマーケティングとなります。
事例3/フリーデザイン事例
建設業界の不安定さに苦労していた会社が、技術を評価されOEM事業を展開し、
さらにそこから自社ブランド(規格品/受注品)へと展開していく事例でした。
気をつけるワードは
- 販売チャネル
- OEM
- CAD/CAM
「販売チャネル」
製造した商品の流通経路のことです。
この事例では今もC社の半分以上の売上を持っているX社と競合しないために、
色々な配慮をしていました。
製品はもちろん、販売チャネルも被らない様に、
具体的に云うと、カタログを販売する顧客もターゲットを絞ってました。
製品面、販売面、この切り口で競合を避けた訳ですね。
「OEM」
他社ブランド商品を自社で製造することです。
これもメリット・デメリットがありましたが、
要チェックでしょう。
もちろん製造方式(連続生産、少品種多量商品など)も要チェックです。
事例4/水産加工事例
大手スーパーとの取引が決まり、売上が伸びているが、
機械設備の老朽化が心配される事例です。
気をつけるワードは
- HACCP
- 営業キャッシュフロー
- R&D(費)
「HACCP」
食品製造から出荷に至る工程中の危険を防止するため、重要ポイントを継続的に監視する管理手法のことです。
簡単に言い切ると、
食品製造工程を監視する仕組み
ですかね?
これにPDCA的な、継続性を付け加えれば、それっぽく説明できるような気がしてきます。
「R&D(費)」
研究開発活動のことです。
Research & Development のことで、
他者がまだ手を出していない、新製品を開発を目的としてます。
まとめ
さて、後半明らかに息切れ気味ですが(;・∀・)
「◯◯を説明して下さい」って言われた時に、固まってしまわないように、
これくらいは覚えておきたい&自分が曖昧に覚えていたワードを上げてみました。
さて、いよいよ口述試験だ!