H23年度−事例1−第4問の再現答案と思考
タイトル通り、試験の再現答案と、
それを解く際の自分の思考を上げていきます。
シリーズ4回目
感動の事例1完結編です。
各予備校の模範解答には程遠い、
いち受験者の回答ですので、
その点はご了承。
再現答案
第4問
第4問
1.本業の医療品事業の革新は社内で新商品開
発体制をとりつつ、2.新事業へは分野別の事
業部として管理するよう助言する。理由は1.
本業は社内でノウハウ蓄積しより高い付加価
値追求が必要。2.新事業は利益責任を明確化
し他社連携含めチャレンジ精神が必要なため。
思考
与件文読む前
- 利益追求のための組織管理施策を答える
- 事業部制で利益責任追及型?
- 実力成果主義給与体系?
- 組織管理の施策って何だろう?人事は入れない方が良いのかな?
与件文読んだ後
- 毎年1億ずつアップだから、このままテコ入れしなくても3年で40億達成する?
- でも与件に「足踏みが許されない」とあるから、施策は実施するのだろう。
- 本業は1事業なのに、新規事業は複数事業だな。
- 新規事業展開と本業の発展の歴史は異なるようだ
- 新規事業は過去の経緯を見ると、特に採算性(売上向上とコスト削減)が存続条件だな
- 本業は研究開発による、優位性確保をし続けることが条件かな?
- ここは別々に記述した方がいいかな?
反省点
ここでも社長の思いである、チャレンジ精神をもった企業文化を作ることをからめ、
展開をしようと考えたのですが、どうも文章がうまくまとまってません(;´Д`)
どうも与件を見ると、十分チャレンジ精神をもって対応しているように感じ、
現状維持の回答となり本業の部分の施策は全く加点されない可能性があるかな、と思います。
前半施策、後半その理由付けという構成で進めましたが、
チャレンジ精神維持の観点がうまく伝わならないですね。