経占万堂の営業日誌

ビジネスや占い、ゲームで世の中を変えていきたい、中小企業診断士(登録予定)の、活動報告や日常

H23年度−事例1−第1問の再現答案と思考


タイトル通り、試験の再現答案と、
それを解く際の自分の思考を上げていきます。


模範解答には程遠い、
いち受験者の回答ですので、
その点はご了承。

再現答案

設問1

違いは一般家庭向けはヒット商品が売れるも、
使用者の直接の声が分からないまま、販売会
社から受注するだけの待ちの営業であった。
医家向けは新商品開発に現場のニーズをとら
える必要があり、販売会社同行で営業し使用
者の声を取り込む地道で密着した営業なこと。

設問2

理由は1.一般家庭向けの絆創膏制作で培った
技術を応用し、より付加価値の高い商品を供
給し、収益向上が可能であるため。2.新市場
の開拓を進める続けることで、事業基盤の安
定化と、社員にチャレンジ精神を持たせ続け
ることが出来るため。



思考

与件文読む前
  • 設問1は営業活動の違い、設問2は理由が訊かれているな。
  • 設問文からすると、医家向けにシフトしているのかな?
  • ということは、医家向けの方が強みや機会があったり、一般家庭向けに脅威があるのか?
  • 営業活動って何だろう?プロモーションとかかな?
  • となると、LCM的なモノで金のなる木と、花形的な感じなのかな?
  • 金のなる木には広告費用を減らし、花形には広告費を増やすとか?
与件文読んだ後
  • 2ページ目の営業活動で販売会社に同行した部分をそのまま使おう
  • とすると、対比させて一般家庭向けはその逆のことを書くのかな?
  • 付加価値の高いというワードはそのまま使えるな
  • 付加価値の高い→高収益という繋がりは定型文的に入れておこう
  • 社長の狙い&組織人事の問題を考慮して、社員マインド的な部分を入れておこう

反省点

設問1

は、一般家庭向けの方の根拠が与件中に発見出来ず、
かなり一般論的になってしまいました。


しかし、対比構造を意識して、
一般家庭向けは待ちの姿勢、
故に競争力が無くなったのかなと推測は出来そうだと思いました。
しかし、回答にそこまで盛り込んだ説明をしていないので、読み手には通じにくいかも…

設問2

は、与件中のワードを拾い集めたつもりだが、
漏れがありそうですね。


一応機会と自社の強み的な部分を意識したのですが、
脅威の回避的な部分があまり盛込めていません。


事業の安定化と社員のチャレンジ精神云々の部分は、
論理的な繋がりが弱いですね。
そこが加点要素にならなかもしれません。