経占万堂の営業日誌

ビジネスや占い、ゲームで世の中を変えていきたい、中小企業診断士(登録予定)の、活動報告や日常

試験追い込み前にマルチタスクに勉強するために心掛けること

中小企業診断士一次試験まで、あと3週間を切りました。
中小企業診断士の一次試験というのは、

  1. 経済
  2. 財務
  3. 企業経営
  4. 運営管理
  5. 経営法務
  6. 情報システム
  7. 中小企業政策

と、7つも科目があります。


この幅の広さは様々な試験がありますが、
その中でもかなり広い方ではないかと思います。


そこで、あと3週間、学習も追い込みモードに入り、
一日に数教科分も勉強している人もいるでしょう。


そこで、一次試験を2年連続で突破している自分が
心がけている勉強習慣をちょっと紹介します。


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マルチタスキングに勉強する

マルチタスキングというと、
「情報システム」を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、
ここで云うマルチタスキングというのは、




同時に複数の勉強をこなす
ことを指しています。




この言葉は、よく仕事でも聞く事があるので、
イメージしやすいかな、と思います。


まさに7つの科目を勉強して行くことは、
このマルチタスキングに似た状況であるといえるのではないでしょうか。


では、どうやってマルチタスキングに勉強していくのでしょうか?


自分の場合の勉強法を
自分自身への見直しも含め、まとめていきます。

必要作業を見極め、集中する

実際のコンピュータのマルチタスキングもそうなのですが、


コンピュータ(正確には一つのプロセッサ)は同時に複数の処理をできません。
同時に出来る作業は一つだけです。
その作業を素早く切り替え、あたかも同時に処理をこなしているように見せかけている、
というのは、情報システムでも学習済みの事だと思います。


そして、その作業を闇雲にやっているわけでなく、
優先度が高いもの、低いものを計算の上、効率よく処理していきます。




当然、人間のマルチタスキングでも同様の事が言えます。




つまり、
全ての勉強をただ何となく、無理やり押し込めるように勉強しているのは、
全然マルチタスキングではありません。



  • 自分に必要な科目毎の勉強量を見極め、
  • 優先度を付け、
  • 優先度が高いモノは、多くの時間を割り当て、
  • 少ないモノは、時間の割り当てを少なくする


しかも、一つの勉強をしている際には、
その科目だけに集中する
次に予定している勉強や、
さっき解いて間違った問題を引きずらない
ということです。

インプット時間最大化

勉強には
参考書を読み込むような


インプット勉強


と、問題を解くような


アウトプット勉強


の2種類に大別出来ますが、
これからの勉強時間をどっちに割り当てるべきでしょうか?


個人的な経験では
インプットに時間を掛けるべきです。


理由は
1つは、この時期は各種学校の模試も終え、
もう、アウトプット学習を十分にこなしていること。


2つに、学習時間がインプットの方が圧倒的に短く済むこと。
つまり、より多くの科目を学習出来ることになり、
更に、短い時間の方が集中しやすいからです。


マルチタスキングの要素に


「集中」


することを上げましたが、
この集中を引き出すために、
長い時間ダラダラやることはNGです。


だから短い時間で勉強時間を区切れる、
インプット学習が圧倒的にオススメとなります。


アウトプット学習は、紙に書いたりすることがあるので、
ちょっとの隙間時間を勉強に割り当てにくい、
という部分もありますからね。

具体的なインプット方法

ここからは自分の実際やっている方法なので、
個人の学習進捗状況や、
勉強のスタイルによって、最適な方法は異なると思いますので、
参考までに、ちょっと紹介。



それは
過去問の問題と、解説を同時に読み込んで行くこと




特に自分の使っている問題集では、
正誤問題などの場合、
どの文節が合っているのか?
どの文節が間違っているのか?


に下線や太字となって、強調表示されていたりするので、
この部分も読み込む際に、同時にインプットします。


この勉強法で重要なポイントは
単純な正解を追い求めるだけでなく、
それ以外の選択肢についても、理解を深めるために、
その解説も読み込むことです。


これで類似問題が出たとしても、
余裕でインプットが出来ている状態なので、
正解出来る可能性が高まります。


もし、この時期の勉強で行き詰まりを感じているのであれば、
お試しあれ